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2019年4月17日更新
2019年4月10日に、新型RAV4が発表されました。
新型RAV4には全部で4グレードが設定されているのですが、特に「X」「G」「G ZPackage」の間でどれにしようか迷う人が多いかと思います。
このページでは、RAV4各グレードの装備の比較と、どういった使い方をする人には、どのグレードが良いのか。といったところを紹介していきます。
この1ページで、RAV4の装備に関しては一通り分かるようにまとめてあります。
ちなみに、トヨタ自動車のHPでも、「グレード別主な標準装備比較表」というものが公開されていますが、もう少し詳しく比較していきます。
- 新型RAV4のグレード構成
- 新型RAV4、各グレードの価格
- グレードごとに選択できるカラー
- 新型RAV4、各グレードの主な装備
- 走破性に関わる装備の解説
- おすすめは、Xグレード!
- 各グレードの見分け方
- 立体駐車場、機械式駐車場はサイズに注意
- 納期はGグレードが短い
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新型RAV4のグレード構成
新型RAV4のグレード構成は、「X」「G」「G ZPackage」「Adventure」の4グレードです。
ガソリン車にはこの4グレードすべてが設定されていますが、ハイブリッド車には「G」と「X」グレードしか設定されていません。
新型RAV4、各グレードの価格
新型RAV4、各グレードの価格を紹介します。
【ガソリン車】
X(2WD)・・・2,608,200円
X(4WD)・・・2,835,000円
G(4WD)・・・3,202,200円
G ZPackage(4WD)・・・3,348,000円
Adventure(4WD)・・・3,137,400円
【ハイブリッド車】
HYBRID X(2WD)・・・3,202,200円
HYBRID X(4WD)・・・3,450,600円
HYBRID G(4WD)・・・3,817,800円
2WDは、ベースグレードのXグレードにしか設定されていません。
4WDが中心、また、ガソリン車が中心となっており、走破性を重視しているということが分かります。
グレードごとに選択できるカラー
新型RAV4は、Adventure以外のグレードと、Adventureグレードで、選択できるカラーが違います。
Adventure以外のグレード
Adventure以外のグレードでは、モノトーンのみ、6色が設定されています。
・センシュアルレッドマイカ
・ダークブルーマイカ
・アティチュードブラックマイカ
・グレーメタリック
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・シルバーメタリック
Adventureグレード
Adventureグレードでは、モノトーンが5色、ツートンカラーが4色設定されています。
・センシュアルレッドマイカ
・アティチュードブラックマイカ
・グレーメタリック
・アーバンカーキ
・シアンメタリック
・アッシュグレーメタリック×アーバンカーキ
・アッシュグレーメタリック×シアンメタリック
・アッシュグレーメタリック×アティチュードブラックマイカ
・アッシュグレーメタリック×グレーメタリック
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新型RAV4、各グレードの主な装備
X、HYBRID Xグレードの装備
・225/65R17インチタイヤ&アルミホイール
・ダイナミックコントロール4WD(ガソリン車4WDのみ)
・マルチテレインセレクト(ガソリン車4WDのみ)
・ドライブモードセレクト(ガソリン車2WD、ハイブリッド車)
・TRAILモード(ハイブリッド車4WDのみ)
・フロントグリル内はブラック
・フロントバンパー、リヤバンパーもブラック一色
・LEDヘッドランプ(ハイブリッド車)
・三眼LEDヘッドランプ(ガソリン車)
・LEDリヤフォグランプ
・バックドアガーニッシュはブラック一色(左右のブレーキランプをつなぐ部分)
・アウトサイドドアハンドルはボディと同色
・4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ付メーター
・ファブリックシート
・ウレタンステアリングホイール
・ウレタンシフトノブ
・トヨタセーフティセンス
・6スピーカー
・サンルーフはオプションで小さいもの(+108,000円)
Xグレードでも、アルミホイールやLEDヘッドランプ、トヨタセーフティセンスなどは標準装備です。
上級グレードに比べると加飾が少なく、少しそっけないデザインに感じるかもしれませんが、元々無骨なイメージのRAV4には、これはこれで合っているとも思います。
G、HYBRID Gグレードの装備
Xグレードに追加される装備、Xグレードとは異なる装備を紹介します。
・225/60R18インチタイヤ&アルミホイール
・フロントグリルはガンメタリック
・フロントバンパー、リヤバンパーにシルバーのスキッドプレートがつく
・バックドアガーニッシュはシルバー塗装
・アウトサイドドアハンドルにシルバー加飾
・合成皮革シート
・本革巻ステアリングホイール
・本革巻シフトノブ
・インテリジェントクリアランスソナー
・リヤクロストラフィックオートブレーキ+ブラインドスポットモニター
・運転席8ウェイパワーシート
・シートヒーター
・パワーバックドア
・サンルーフは大型のパノラマサンルーフ(+140,400円)
各所にシルバー加飾がほどこされ、ステアリングホイールやシフトノブには本革が使われ、シートには合成皮革が採用され、パワーシートになっています。
また、トヨタセーフティセンスに加え、インテリジェントクリアランスソナーとリヤクロストラフィックオートブレーキ+ブラインドスポットモニターも追加されます。
Gグレードは、Xグレードに比べると40万円~50万円も高くなります。
Xグレードと比べると、見た目がちょっと豪華になるのですが、別にパワーシートでなくてもシートの調整はできますし、シートヒーターも暖房が効くまでのいっときの辛抱です。
予防安全機能であるインテリジェントクリアランスソナーとリヤクロストラフィックオートブレーキ+ブラインドスポットモニターを追加したいのなら、オプションで10万円弱でつけることができるので、Gグレードはちょっと高いかな。というのが正直な印象です。
G Zpackageグレードの装備
Gグレードに追加される装備、Gグレードとは異なる装備を紹介します。
・235/55R19インチタイヤ&アルミホイール
・ダイナミックトルクベクタリングAWD
・ダウンヒルアシストコントロール
・ハンズフリーパワーバックドア
G Zpackageグレードは、Gグレードよりも走破性を高めたグレードです。
普通にある程度舗装された道しか走らない方には、必要ありません。
Adventureグレードの装備
Adventureグレードは、その他のグレードと比べて、まず、デザインが大きく違います。
デザインは画像、実車を見てもらえば分かると思うので、デザイン以外の主な装備を紹介します。
・ダイナミックトルクベクタリングAWD
・マルチテレインセレクト
・ドライブモードセレクト
・ダウンヒルアシストコントロール
・バックドアガーニッシュはボディと同色
・サンルーフは大型のパノラマサンルーフ(+140,400円)
Adventureグレードは、デザインが大きく異なるほか、装備はXグレードをベースに、Zpackageと同じく走破性を高めるための装備が搭載されています。
Adventureグレードのデザインが気に入った方は指名買いになるのでしょうが、荒れた道を走らない方にはこういった装備は必要ありません。
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走破性に関わる装備の解説
新型RAV4には、「ダイナミックトルクベクタリングAWD」「マルチテレインセレクト」「ドライブモードセレクト」「ダウンヒルアシストコントロール」という機能が搭載されています。
これらの機能をかんたんに解説します。
ダイナミックトルクベクタリングAWD
ダイナミックトルクベクタリングAWDとは、前輪、後輪へのトルクの配分だけでなく、後輪のトルクを左右で独立して配分・制御することができる「トルクベクタリング機構」と
四輪駆動が不要な時は後輪への動力伝達を切断することができる「ディスコネクト機能」をあわせもった機能です。
トルクベクタリング機構により旋回時の車両安定性が高まり、ディスコネクト機能により燃費性能が高まります。
マルチテレインセレクト
マルチテレインセレクトとは、路面状況に応じて「MUD&SAND」「NORMAL」「ROCK&DIRT」の3モードを切り替えて、駆動力やブレーキを最適に制御することによって、走破性を向上することができる機能です。
「MUD&SAND」モードは、滑りやすい路面(泥、砂など)で使用します。雪のある路面には別にSNOWモードがあります。
「ROCK&DIRT」モードは、荒れた路面(モーグル路、岩石路など)で使用します。
ドライブモードセレクト
ドライブモードセレクトとは、「ECOモード」「NORMALモード」「SPORTモード」の3つから選択することができるものです。
これは、RAV4以外の車にも多く採用されていますね。
ECOモードはアクセルレスポンスが鈍くなり、燃費重視のモード
SPORTモードはアクセルレスポンスが鋭くなり、加速重視のモードです。
ダウンヒルアシストコントロール
下り坂を走行中、スイッチを入れると速度を一定の低車速にキープすることができる機能です。
これにより、荒れた道でも安定して下ることができます。
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おすすめは、Xグレード!
Adventureグレードはデザインで指名買いする人が多いと思うので、Xグレード、Gグレード、G Zpackageグレードの間で悩む人が多いかと思うのですが、私のおすすめはベースグレードのXグレードです。
インテリア、エクステリアが少し豪華になったり、パワーシート、パワーバックドアなど便利な機能がついたりしますが、価格が60万円も高くなります。
XグレードでもLEDヘッドライトやトヨタセーフティセンスなど、基本的な装備は充実しているので、個人的にはXグレードで十分なのでは?と思います。
ディーラーに勤める友達も、Gグレードはちょっと割高感があると言っていました。むしろ、あたらしいプラットフォームやあたらしいエンジン、最新のトヨタセーフティセンスを搭載しているわりに、Xグレードがバーゲンプライスだと言っていました。
友達は仕事柄できるだけ上位グレードを勧めると言っていましたが(笑)
各グレードの見分け方
新型RAV4、各グレードの見分け方を紹介します。
Adventureグレードはひと目で見分けがつくので、「X」「G」「G Zパッケージ」の見分け方を紹介します。
Xグレードの見分け方
Xグレードの特徴は、以下のとおりです。
・5本スポークのシルバーアルミホイール
・ブラックのフロントグリル
・リヤガラスの下のラインがブラック
・ドアハンドルがボディ同色
・スピードメーターがアナログ
・シートがファブリック
・ステアリングがウレタン
Gグレードの見分け方
Gグレードの特徴は、以下のとおりです。
・5本スポークのクロームメタリックアルミホイール
・ガンメタリック塗装のフロントグリル
・リヤガラス下のラインがシルバー
・ドアハンドルにシルバー加飾
・スピードメーターがデジタル
・シートが合皮
・ステアリングが本革
G Zグレードの特徴は、以下のとおりです。
・10本スポークのクロームメタリックアルミホイール
・ガンメタリック塗装のフロントグリル
・リヤガラス下のラインがシルバー
・ドアハンドルにシルバー加飾
・スピードメーターがデジタル
・シートが合皮
・ステアリングが本革
・ドライブモードセレクトのボタンがプッシュ式
GグレードとG Zグレードは、ホイールが変えられているとなかなか見分けが難しいです。
立体駐車場、機械式駐車場はサイズに注意
新型RAV4は、X、G、G ZPackageと、Adventureグレードで、サイズが違います。
X、G、G ZPackageグレードは、全長4,600mm×全幅1,855mm×全高1,690mm
Adventureグレードは、全長4,610mm×全幅1,865mm×全高1,690mmです。
マンションの機械式駐車場では、全幅が1,850mmまでとなっているところが結構多いです。
全幅1,855mmという幅の車の場合、5mmオーバーで諦める人と、5mmくらいなら黙認してくれるということで購入する人二手に別れます。
Adventureグレードの場合、全幅が1,865mmなので、1,850mmまでの駐車場ではなおさら厳しいです。
立体駐車場、機械式駐車場に入れる人は、自分のところの駐車場の規定サイズを確認することと、ギリギリアウトの場合は、どれくらいのオーバーを黙認してくれるのかどうかも確認しておきましょう。
規定サイズによっては、Adventureグレードは購入できない可能性もあります。
納期はGグレードが短い
Xグレードをおすすめしたばかりですが、納期はGグレードの方が短くなっています。
短いとはいっても、Xグレードが3ヶ月程度、Gグレードが2ヶ月程度と1ヶ月ほどの差しかないので、本当はXグレードで良いのに40万円以上上乗せしてわざわざGグレードにすることはありませんが、どっちにしようか本当に迷っている場合は、納期が短い方にしてしまうのもアリかもしれませんね。
おそらく、トヨタとしては中間グレードのGが最も売れると読んで生産台数を増やしているが、ちょっと割高感があるので、思ったほど注文が入っていないのかもしれません。
新型車の発売当初は上級グレードに注文が集まりやすいのですが、最上級グレードのG ZPackageの納期も特に長くなっているということはないので、新型RAV4はXグレード、Adventureグレードが売れているようです。
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新型RAV4の概要が1ページで分かるようにまとめた記事はこちら
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