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2020年10月2日更新
トヨタの5ナンバーミニバン3兄弟、ノア・ヴォクシー・エスクァイア。
この3兄弟は、フルモデルチェンジで、ノアに統一されるといわれています。
統一されるだけでなく、TNGAプラットフォームの採用や、ダイナミックフォースエンジンの採用、最新のトヨタセーフティセンスの搭載など、大きな進化が期待されています。
ネット上には、様々なモデルチェンジ予想情報、リーク情報が出回っていますよね。
その中には、「さすがにそれはないだろう・・・。」と言いたくなるような内容もたくさん見かけます。
そこで自動車関係の知人が多く、人よりも精度の高い情報を手に入れやすい環境を生かして、より信憑性の高いと判断した情報をまとめて記事にしました。
新型ヤリスクロスに関する情報を1ページでまとめて読めるようになっています。
- 車種は、ノア1車種に統合か、存続か?
- 新型ノア、ヴォクシー、フルモデルチェンジ時期は、2021年春ごろか
- 新型ノア、ヴォクシーは、全て3ナンバーになる?
- 新型ノア、ヴォクシーのパワートレインは、レクサス譲りに
- 新型ノア、新型ヴォクシーの燃費は10~20%向上か
- 新型ノア、新型ヴォクシーのトヨタセーフティセンス
- 新型ノア、新型ヴォクシーの価格
- デザインはどうなるのか
- フルモデルチェンジを待つべき!
- 車の買い替えを検討中の方へ
車種は、ノア1車種に統合か、存続か?
現在、カローラ店向けのノア、ネッツ店向けのヴォクシー、トヨタ店、トヨペット店向けのエスクァイアと3車種に分かれていますが、フルモデルチェンジを機に、ノア1車種に統合されるという情報が出てきています。
その根拠として、2020年4月末に実施される一部改良では、ヴォクシーとエスクァイアのグレードが削減され、ノアのグレードは削減されずにそのまま。という改良が実施されるようです。
ただ、今の時点では、ノアのみに統合されるのか、エスクァイアが廃止され、ノアとヴォクシーは残るのか。まだはっきりしていません。
【追記】
どうやら、ノアとヴォクシーは、両方が存続するという情報が有力になってきました。
新型ノア、ヴォクシー、フルモデルチェンジ時期は、2021年春ごろか
ノア、ヴォクシー、エスクァイアのフルモデルチェンジは、2021年春にも実施されるとみられています。
現在各車種ごとに販売チャネルが分かれていますが、新型ノアは全チャネルでの取り扱いとなり、フロントの「N」のエンブレムは、トヨタのエンブレムに変更されることになるようです。
新型ノア、ヴォクシーは、全て3ナンバーになる?
現行ノア、ヴォクシーは、標準モデルが5ナンバー、エアロモデルが3ナンバーでした。(ヴォクシーの標準モデルは前の改良でなくなりましたが)
新型ノア、ヴォクシーのサイズは、全幅が1,740mm程度に拡大されるといわれています。
実質的に、エアロモデルに統一される。ということなのでしょう。
1,740mmと聞くと、「大きい!」と思うかもしれませんが、現行のエアロモデルは1,735mmあるので、そんなに変わりません。
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新型ノア、ヴォクシーのパワートレインは、レクサス譲りに
新型ノア、ヴォクシー、エスクァイアに搭載されるパワートレインは、「レクサスUX」に搭載されているガソリンエンジン、ハイブリッドシステムが搭載されるとみられています。
「レクサスUX」に搭載されているパワートレインは、2.0Lガソリンエンジンと、2.0Lハイブリッドの2種類です。
【2.0Lガソリンエンジン】
最高出力・・・174ps/6600rpm
最大トルク・・・21.3kgf・m/6600rpm
【2.0Lハイブリッド】
エンジン最高出力・・・146ps/6000rpm
エンジン最大トルク・・・19.2kgf・m/4400rpm
モーター最高出力・・・109ps
モーター最大トルク・・・20.6kgf・m
システム出力・・・184ps
どちらも、現行のノア・ヴォクシー・エスクァイアに搭載されている2.0Lガソリンエンジン、1.8Lハイブリッドに比べると、かなりパワーがあります。
現行モデルのパワートレイン
【2.0Lガソリンエンジン】
最高出力・・・152ps/6100rpm
最大トルク・・・19.7kgf・m
【1.8Lハイブリッド】
エンジン最高出力・・・99ps/5200rpm
エンジン最大トルク・・・14.5kgf・m/4000rpm
モーター最高出力・・・82ps
モーター最大トルク・・・21.1kgf・m
システム出力・・・136ps
このクラスのミニバンに最も適しているパワートレインは、150ps程度のパワートレインです。
この当時、150ps前後のパワートレインといえば、先代プリウスに搭載されていたものしかなく、その上はSAI、アルファード、ヴェルファイア、カムリなどの2.5L級のものしかありませんでした。
なので現行モデルには136psの1.8Lハイブリッドシステムが搭載されていますが、高速走行時はちょっとパワー不足でしたが、184psあれば、パワー不足感は解消されるでしょう。
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新型ノア、新型ヴォクシーの燃費は10~20%向上か
新型ノア、新型ヴォクシーの燃費は、ガソリン車は20%程度、ハイブリッド車は10%程度向上するとみられています。
ガソリン車16.0km/L→19.2km/L程度
ハイブリッド車23.8km/L→26.2km/L程度
JC08モード燃費での概算ではありますが、これくらいの数値になると見込まれています。
ハイブリッド車の燃費向上幅が小さく見積もられているのは、排気量がアップしているからです。
新型ノア、新型ヴォクシーのトヨタセーフティセンス
新型ノア、新型ヴォクシーのトヨタセーフティセンスは、
旧ヴィッツやアクア、シエンタなどと同じ、性能的には下位のものが搭載されていましたから、性能はかなり向上することになりそうです。
最新のトヨタセーフティセンスの機能
新型トヨタセーフティセンスは、最も新しく、高性能、高機能なトヨタセーフティセンスです。
ミリ波レーダーと単眼カメラによって周囲の状況を検知するシステムです。
・プリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)
前方の車両や歩行者、自転車を検出し、衝突の可能性を知らせる、また自動でブレーキをかけてくれる機能です。
車両や歩行者に対しては昼夜、自転車に対しては昼のみ作動します。
車両に対しては10km/h~180km/hで作動し、速度差が50km/h以内であれば衝突回避をすることができます。
歩行者や自転車に対しては10km/h~80km/hで作動し、速度差が40km/h以内であれば衝突回避をすることができます。
右折時の直進車や、右左折後の横断歩行者も検知できるように進化しています。
・レーントレーシングアシスト
カメラで白線、黄線を認識し、車線中央を走行するために必要なステアリングの一部を支援してくれる機能。
車線を認識できない時も、先行車両に追従する支援をしてくれます。
また、車線から逸脱しそうになった時は、警報による警告や、ステアリング操作の一部を支援してくれます。
車両のふらつきを検知したときは、休憩を促す注意喚起を行います。
・レーダークルーズコントロール
ミリ波レーダーと単眼カメラで先行車を認識し、車速に応じた車間距離を保ちながら追従走行を支援してくれる機能です。
要は、アクセル、ブレーキの操作を自動で行ってくれる機能です。
高速道路でのロングドライブがかなり楽になります。
新型トヨタセーフティセンスでは、全車速に対応しており、渋滞での停止から再発進にも対応しています。
・オートマチックハイビーム
先行車や対向車を検知して、自動でハイビームとロービームを切り替える機能です。
オートマチックハイビームは30km/h以上で作動します。
・ロードサインアシスト
ロードサインアシストは、前方のカメラで道路標識を認識し、マルチインフォメーションディスプレイに表示してくれる機能です。
対応している標識は、最高速度、はみ出し通行禁止、車両進入禁止、一時停止です。
最高速度の標識などは、一度見逃すと「何キロだったっけ?」となるので、ありがたい機能ですね。
・先行車発進アラーム
先行車が4m以上進んでも自車が発進しない時、ブザーとマルチインフォメーションディスプレイで知らせてくれる機能です。
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トヨタセーフティセンス以外の機能
・インテリジェントクリアランスソナー
インテリジェントクリアランスソナーは、踏み間違い時サポートブレーキとも呼ばれているものです。
バンパー部分に搭載されたソナーセンサーで障害物を検知して、障害物があるにもかかわらずアクセルを強く踏み込んだ時にエンジンの出力を抑制します。
最近は、アクセルとブレーキを踏み間違えてコンビニに突っ込むような事故が増えていますが、これが搭載されていればそういった事故を防ぐことができます。
・リヤクロストラフィックオートブレーキ
リヤクロストラフィックオートブレーキは、駐車場からバックで出る時に、左右から接近してくる車を検知して警報、ブレーキをかけてくれる機能です。
駐車場からバックで出る時って、左右が見づらいですよね。そんな時にとても役に立つ機能です。
・ブラインドスポットモニター
死角になりやすい、自車の後側方に車がいる時に、サイドミラーの隅のサインを点灯して知らせてくれる機能です。
サインが点灯しているにもかかわらずウインカーを出すと、サインが点滅して注意を喚起します。
これは、しっかりと目視で確認をすれば必ずしも必要な機能だとは思いませんが、あったら便利な機能です。
・アドバンストパーク
カメラとソナーにより、ステアリング・アクセル・ブレーキ操作を制御し、駐車を支援してくれる機能です。
ドライバーはシフト操作のみで良いという、高度な駐車支援機能です。
現行シエンタの予防安全装備、運転支援機能は、フリードに対して大きく遅れを取っていますが、次期シエンタでは、自動ブレーキの性能や駐車支援機能など、フリードを上回ってくるはずです。
トヨタセーフティセンスの種類は3種類あります。それぞれの違いは、こちらのページで詳しく解説しています。
www.takeshi-carnews.com
新型ノア、新型ヴォクシーの価格
新型ノア、新型ヴォクシーの価格は、10万円~20万円ほど高くなるといわれています。
営業マンの知人に聞いてみても、大体同じような答えでした。
10万~20万高くなるでしょう。だけではつまらないので、TNGAプラットフォーム&ダイナミックフォースエンジンが採用された車の価格がどれくらい上がったのか。を調べてみました。
エントリー価格で比較をしてみます。
ヤリス
1.0Lガソリン車
120万3,400円→139万5,000円(20万円UP)
1.5Lハイブリッド車
185万3,500円→199万8,000円(15万円UP)
カムリ
322万1,345円→329万4,000円(7万円UP)
クラウン
439万5,600円→497万8,800円(58万円UP)
クラウンに関しては、エントリーグレードの装備が大きく変わっているので、あまり参考になりません。
おおよその予想しかできませんが、7万円~20万円、ハイブリッドに関しては排気量がアップするということで、もう少し高くなる可能性も十分にあると考えられます。
価格に関してはまだまだ推測の域を過ぎません。
デザインはどうなるのか
ノア、ヴォクシー、エスクァイア三兄弟が統合されるといわれているなかで、デザインがどうなるのか。
特に、ヴォクシー、エスクァイアのデザインが気に入っていた人にっとては、気がかりですよね。
今のところ、ヴォクシーのようなヘッドライトが上下二段に分かれたようなデザインを持ったグレード、エスクァイアのような高級感のあるグレードが、一車種の中で展開されるとはいわれていますが、どこまでヴォクシーやエスクァイアのエッセンスが入るのかは分かりません。
ノア
出典https://toyota.jp
ヴォクシー
出典https://toyota.jp
エスクァイア
出典https://toyota.jp
それぞれ個性的なデザインですし、販売台数もそれなりに出ているので、残してもいいんじゃないか。とも思いますが、今後の人口減少、市場の縮小なども見据えて、のんきなことは言っていられないのでしょうね。
フルモデルチェンジを待つべき!
さて、ここまで、ノア、ヴォクシー、エスクァイアのフルモデルチェンジ情報をまとめて紹介しましたが、「めちゃめちゃ進化する」ということが分かってもらえたんじゃないかと思います。
フルモデルチェンジが実施されるまでは、まだ1年ほどあるわけですが、待てるなら、待つべきだと思います。
少なくとも、今出ている情報をリサーチする限り、価格が高くなっても、価格に見合った性能の向上をしているはずです。
価格に注目すると、現行型末期モデルと、新型とでは、支払い総額は数十万円単位で変わってくることでしょう。
逆に、少しでも安く買いたい。という人は、モデル末期の現行モデルを、大幅に値引きをしてもらって購入する。というのもアリかと思います。
現行モデルを考えている方には、特別仕様車、W✕Bと煌がアップデートされて、W✕BⅢ、煌Ⅲになりました。
車の買い替えを検討中の方へ
クルマを売る前に、自分の車がいくらで売れるのかを知っておきましょう。
下取り価格よりも数十万円高い値段が提示された。という例も珍しくありません。
高く売れた分グレードを上げたり、オプションをつけたりすることができます。
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今回紹介した情報は、あくまでメーカーからの公式情報ではなく、リーク情報や予想情報をまとめたものなので、今回紹介した情報すべてが新型ノア、ヴォクシーに反映されるわけではないかもしれませんが、発売時期、パワートレイン、トヨタセーフティセンスの内容は、比較的信憑性は高いかと思います。
正式に発表されるまで、色々と想像してみるのも楽しみのひとつですよね♪