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2020年10月15日更新
スバル・レヴォーグが、フルモデルチェンジで、スバルグローバルプラットフォーム、新世代アイサイト、新開発エンジン、ドライブモードセレクトの採用など、大きく生まれ変わります。
今回は、新型レヴォーグはどのように進化したのか。どう変わったのか。について解説します。
新型レヴォーグに関する情報を1ページでまとめて読めるようになっています。
- 新型レヴォーグのデザインは、キープコンセプト
- 新型レヴォーグのカラーは、全8色
- 新型レヴォーグのエンジンは、1.8Lターボエンジン
- 新型レヴォーグの燃費は、先代モデルよりも向上
- 新型レヴォーグのボディサイズは、大型化
- 新型レヴォーグの新世代アイサイトと、アイサイトX
- 新型レヴォーグのプラットフォーム
- 新型レヴォーグのドライブモードセレクト
- 新型レヴォーグのグレードは、6グレード
- 新型レヴォーグの価格は、先代モデルよりも20万円ほどアップ
- 新型レヴォーグの発売日は、2020年10月15日、納期は4~6ヶ月
- 車の買い替えを検討中の方へ
新型レヴォーグのデザインは、キープコンセプト
新型レヴォーグのデザインは、キープコンセプトながら、現行モデルよりもシャープな印象に生まれ変わりました。
先代モデルに比べると、フロントマスクは彫りが深く、はっきりとした顔立ちをしています。
サイドシルエットは、リヤの方が細長くなっており、先代モデルよりもシャープな印象です。
リヤはブレーキランプが細長く、こちらも先代モデルよりシャープな印象となっています。
最近の流行りに乗ってフロントグリルをやたら大きくすることもなく、スバルらしい硬派なデザインをより強化したような感じですね。
インテリアで注目は、11.6インチの大きなディスプレイです。
この大きなディスプレイにばかり目がいってしまいますが、メーター部分も12.3インチのディスプレイが採用されており、カーナビ等の情報を表示させることができます。
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新型レヴォーグのカラーは、全8色
新型レヴォーグのカラーは、全部で8色です。
・クリスタルホワイトパール
・アイスシルバーメタリック
・マグネタイトグレーメタリック
・クリスタルブラックシリカ
・クールグレーカーキ
・ラピスブルーパール
・ピュアレッド
・WRブルーパール
クリスタルホワイトパールは有料色、WRブルーパールは、STI Sport専用色です。
新型レヴォーグのエンジンは、1.8Lターボエンジン
新型レヴォーグに搭載されるエンジンは、新開発の1.8Lターボエンジンです。
【新型1.8Lターボエンジン】
最高出力・・・177ps/5200-5600rpm
最大トルク・・・30.6kgf・m/1600-3600rpm
【先代1.6Lターボエンジン】
最高出力・・・170ps/4800-5600rpm
最大トルク・・・25.5kgf・m/1800-4800rpm
【先代2.0Lターボエンジン】
最高出力・・・300ps/5600rpm
最大トルク・・・40.8kgf・m/2000-4800rpm
新型レヴォーグに搭載される1.8Lエンジンは、排気量は1.6Lと2.0Lの中間ですが、パワーは先代の1.6Lターボエンジンに近いものです。
2.0Lターボエンジンのようなパワフルなエンジンはなくなってしまいましたが、フルモデルチェンジから1年ほど遅れて、最高出力300ps程度の2.4Lターボエンジンが追加されるといわれています。
1.8Lターボエンジンはレギュラー仕様です。
新型レヴォーグの燃費は、先代モデルよりも向上
新型レヴォーグに搭載される1.8Lターボエンジンは、先代モデルに搭載されている1.6Lターボエンジンよりもパワーアップしたわけですが、燃費は、先代の1.6Lターボエンジン搭載車よりも向上しています。
JC08モード燃費で、16.0km/Lから16.6km/Lに向上しています。
WLTCモード燃費の方は、13.7km/Lです。
実燃費は、WLTCモード燃費の9割くらいは出るでしょうから、実燃費も12km/Lくらいは出るかと思います。
現行レヴォーグ1.6L車の実燃費は、11km/L程度ですから、新型レヴォーグの実燃費は、カタログ燃費の差以上に向上していそうです。
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新型レヴォーグのボディサイズは、大型化
新型レヴォーグのボディサイズは、全長4,755mm✕全幅1,795mm✕全高1,500mmです。
現行レヴォーグのサイズは、全長4,690mm✕全幅1,780mm✕全高1,495mmでしたから、全長は65mm長く、全幅は15mm広く、全高は5mm高くなりました。
レヴォーグは元々、レガシィツーリングワゴンは日本で乗るには大きくなりすぎてしまい、適度な大きさのステーションワゴンを投入する。という目的で開発された車なので、全幅は1,800mm以内など、日本で乗るに大きすぎないサイズ。というのは守られています。
新型レヴォーグの新世代アイサイトと、アイサイトX
新世代アイサイト
新型レヴォーグには、広角化されたステレオカメラと、前後左右に4つ配置されたレーダーによる新世代アイサイトが搭載されます。
これにより、
・見通しの悪い交差点での出会い頭の事故
・交差点での巻き込み、右左折時の事故
・歩行者を回避するためのステアリング支援
にも対応できるようになりました。
新世代アイサイトの機能は、以下のとおりです。
・プリクラッシュブレーキ
・前側方プリクラッシュブレーキ
・緊急時プリクラッシュステアリング
・後退時ブレーキアシスト
・AT誤発進抑制制御
・AT誤後進抑制制御
・ツーリングアシスト
・全車速追従機能付クルーズコントロール
・定速クルーズコントロール
・車線逸脱抑制
・車線逸脱警報
・ふらつき警報
・先行車発進お知らせ機能
・青信号お知らせ機能
アイサイトセイフティプラス
アイサイトセイフティプラスの機能は、以下のとおりです。
・スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)
・エマージェンシーレーンキープアシスト
・アレイ式アダプティブドライビングビーム
・デジタルマルチビューモニター(フロント/サイド/リヤ)
・前側方警戒アシスト
アイサイトX
アイサイトXの機能は、以下のとおりです。
・渋滞時ハンズオフアシスト
・渋滞時発進アシスト
・アクティブレーンチェンジアシスト
・カーブ前速度制御
・料金所前速度制御
・ドライバー異常時対応システム
アイサイトXは、高精度マップと、高精度の位置情報(GPS)機能を組み合わせることにより、カーブ前での減速や、渋滞時のハンズオフ走行支援も実現しています。
新型レヴォーグのプラットフォーム
今のスバル車には、「スバルグローバルプラットフォーム」が採用されるということを知っている方は多いかと思います。
新型レヴォーグにも、もちろん採用されるのですが、更に進化しており、スバルグローバルプラットフォームに、フルインナーフレーム構造が組み合わされます。
これにより、更に剛性を高めることができ、自在に操れる操作性と、質感の高い走りが実現されます。
新型レヴォーグのドライブモードセレクト
新型レヴォーグには、「ドライブモードセレクト」という新しい機能が搭載されます。
ドライブモードセレクトとは、スイッチひとつで、パワーユニットの出力特性、ステアリング、ダンパー、AWDシステムの制御を変更し、スポーティーな走りから上質な乗り心地まで、車のキャラクターを変えることができる機能です。
通常、スポーティーな走りと上質な乗り心地というのは相反するものです。
パワーユニット(敏感⇔鈍感)
ステアリング(重め⇔軽め)
ダンパー(硬め⇔柔らかめ)
など、両立するのは難しいものです。
これまでのスバル車は、スポーティーな走り方向にセッティングされていますね。
これを可変させることで、スポーティーな走り、上質な乗り心地をドライバーの好みで選ぶことができるようになっています。
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新型レヴォーグのグレードは、6グレード
新型レヴォーグのグレードは、「GT」「GT-H」「STI Sport」の3グレードに、アイサイトXが採用されているEXグレード「GT EX」「GT-H EX」「STI Sport EX」をあわせた、全6グレードです。
各グレードの主な装備は、以下のとおりです。
GTグレード
・17インチアルミホイール
・フルLEDヘッドライト
・本革巻ステアリング
・本革巻シフトノブ
・自動防眩ルームミラー
・フルオートエアコン
・電動パーキングブレーキ
・パドルシフト
・スマートキー
・運転席8ウェイパワーシート
・運転席、助手席シートヒーター
・6スピーカー
・アイサイト
GT-Hグレード
・18インチアルミホイール
・リバース連動ドアミラー
・ドアミラーメモリー&オート格納機能
・ハンズフリーオープンパワーリヤゲート
・本革巻ステアリングホイール
・アルミペダル
・運転席10ウェイパワーシート
・助手席8ウェイパワーシート
・運転席シートメモリー
・後部座席シートヒーター
STI Sportグレード
・専用18インチアルミホイール
・電子制御ダンパー
・ドライブモードセレクト
・STIエンブレム
新型レヴォーグの価格は、先代モデルよりも20万円ほどアップ
新型レヴォーグの価格は、以下のようになっています。先代モデルよりも20万円ほどアップしています。
【新型レヴォーグの価格】
GT・・・310万2,000円
GT EX・・・348万7,000円
GT-H・・・332万2,000円
GT-H EX・・・370万7,000円
STIスポーツ・・・370万7,000円
STIスポーツ EX・・・409万2,000円
新型レヴォーグの発売日は、2020年10月15日、納期は4~6ヶ月
新型レヴォーグの発売日は、2020年10月15日です。
納期は比較的短い、GTグレード、GT-Hグレードが4ヶ月程度
GT EXグレード、GT-H EXグレード、STI Sportグレードが5ヶ月程度
STI Sport EXグレードが6ヶ月程度となっているようです。
車の買い替えを検討中の方へ
クルマを売る前に、自分の車がいくらで売れるのかを知っておきましょう。
下取り価格よりも数十万円高い値段が提示された。という例も珍しくありません。
高く売れた分グレードを上げたり、オプションをつけたりすることができます。
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