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トヨタから、7人乗りSUV、新型ハイランダーが発表されました。
ハイランダーは、RAV4がベースのSUVです。
先日、新型RAV4が日本でも発売されたことで、新型ハイランダーにも注目が集まっています。
今回は、新型ハイランダーの基本的な情報と、日本発売の情報など、最新情報を紹介します。
新型ハイランダーに関する情報を1ページでまとめて読めるようになっています。
- ハイランダーとは
- 日本発売はされない
- 新型ハイランダーのデザイン
- 新型ハイランダーのボディサイズ
- 新型ハイランダーのパワートレイン
- TNGAプラットフォーム採用
- 新型ハイランダーの予防安全性能
- 新型ハイランダーの走行性能
- 新型ハイランダーの価格
ハイランダーとは
ハイランダーと言われても何の車かよく分からない人も多いかと思います。
ハイランダーとは、RAV4がベースで全長が長く、3列シートが特徴のSUVです。
日本では販売されていないので知名度はありませんが、世界的には人気で、年間39万台も売れている車です。
日本発売はされない
いきなりワクワク感をぶち壊すような事を言って申し訳ないのですが、新型ハイランダーは、日本では発売されるという情報はありません。
トヨタのニュースリリースにも、「新型ハイランダーは、米国において、ガソリンモデルは2019年12月、ハイブリッドモデルは2020年2月から販売を開始する予定です。その後、順次、海外市場に投入していきます。」とあります。
わざわざ、順次、海外市場に投入していきます。と書いてあるので、日本市場に投入するつもりないよ。ということですね。
昔はクルーガーとして販売されていた
ハイランダーは、2000年~2007年まで、日本でも「クルーガー」という名前で販売されていました。
当時はハリアーをベースとした5人乗り/7人乗りのSUVでした。
3列シートのSUVといえば、最近ではマツダ、CX-8が発売されましたが、これは、マツダが経営資源を集中させてミニバンから撤退することをカバーするための、どちらかというと消極的な戦略です。
日本では、3列シートSUVがそれほど流行っているということではなく、やっぱりスライドドアのミニバンが人気です。
今後、3列シートSUVのブームでもこれば、ハイランダーが日本で発売されることもあるかもしれませんが、とりあえず今のところは発売されません。
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新型ハイランダーのデザイン
新型ハイランダーのデザインを紹介します。
なんだか、フロントグリルがスバルっぽいですね。台形のフロントグリルが特徴的です。
サイドから見ると3列シートSUVなだけあって、全長が長いことがわかります。
リヤのオーバーハングも結構長くなっています。
RAV4がベースとはいえ、デザインは新型RAV4とは全く違います。
RAV4ほどは角ばったデザインではありません。
インテリアは、新型RAV4やカローラスポーツに似た雰囲気を感じます。
全体がレザー調に覆われていて、RAV4よりも質感は高く仕上げられています。
カーナビ部分も12.3インチと、大画面になっています。
3列目シートは、ちょっと背もたれの角度が直角かな?と思いますが、高さはしっかりと確保されています。
足元空間も、3列シートSUVとしては十分に確保されているように見えます。
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新型ハイランダーのボディサイズ
新型ハイランダーのボディサイズは、現時点では、全長が4,950mmであること、ホイールベースが2,850mmであることのみが発表されています。
全幅と全高はRAV4とそれほど変わらないかと思います。
RAV4のボディサイズは、全長4,600mm×全幅1,855mm×全高1,690mm ホイールベース2,690mmです。
全長は、RAV4よりも350mmも長く、ホイールベースは160mm延長されています。
同じく3列シートSUVであるCX-8のボディサイズは全長4,900mm×全幅1,840mm×全高1,730mmなので、サイズはCX-8と同じくらいです。
新型ハイランダーのパワートレイン
新型ハイランダーには、V6 3.5Lエンジンと、2.5Lハイブリッドの2種類のパワートレインが搭載されます。
3.5Lエンジンは、最高出力295hp(299ps)を発揮します。
2.5Lハイブリッドのシステム出力は、240hp(243ps)と発表されています。
新型RAV4では、FFが218ps、4WDが222psなので、ハイブリッドシステムも、RAV4よりもパワーアップされています。
TNGAプラットフォーム採用
新型ハイランダーには、TNGAプラットフォームが採用されています。
新型RAV4にもTNGAプラットフォームが採用され、乗り心地、安定性、コーナリング性能が大きく向上しています。
新型ハイランダーも、先代よりも乗り心地や走行性能は良くなっていることは間違いありませんね。
もっとも、先代に乗ったことはありませんが。かつてのクルーガーに比べればかなり進化していることでしょう。
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新型ハイランダーの予防安全性能
新型ハイランダーには、最新のトヨタセーフティセンスをはじめとした予防安全機能が搭載されています。
トヨタセーフティセンス
・プリクラッシュセーフティ
車両だけでなく、昼間の自転車や、夜間の歩行者も検知する自動ブレーキです。
自転車に対しては、昼間のみ、自車速度10km/h~80km/hの範囲で作動します。
速度差が40km/h以下なら、衝突回避することができます。
歩行者に対しては、昼も夜も、自車速度10km/h~80km/hの範囲で作動します。
速度差が40km/h以下なら、衝突回避することができます。
車両に対しては、昼も夜も、自車速度10km/h~180km/hの範囲で作動します。
速度差が40km/h以下なら、衝突回避することができます。
・レーントレーシングアシスト
車線中央を走れるように、また、車線をはみださないようにハンドル操作をサポートしてくれる機能です。
50km/h以上で走行中にレーダークルーズコントロールと連動させると、車線中央をキープできるように積極的にアシストしてくれるので、高速道路の運転がかなり楽になります。
・レーンディパーチャーアラート
ウインカーを出さずに車線をはみ出しそうになった時に、警告をし、またステアリングを制御して車線内に戻るようにアシストをする機能です。
・レーダークルーズコントロール
前の車との車間距離を保ちながら、自動で速度を保ってくれる機能です。
レーダークルーズコントロールは、車種によって、0km/hまで対応しているものや、30km/h以上しか対応していないものがありますが、新型ハイランダーには、0km/hから対応している、全車速追従機能付きのものが搭載されています。
・オートマチックハイビーム
先行車や対向車のライトを認識して、自動でロービーム、ハイビームを切り替えてくれる機能です。
トヨタセーフティセンスには、オートマチックハイビームと、アダプティブハイビームがありますが、新型ハイランダーに搭載されるのは、オートマチックハイビームの方です。
・ロードサインアシスト
最高速度、はみ出し通行禁止、車両進入禁止、一時停止の道路標識を認識し、マルチインフォメーションディスプレイに表示してくれる機能です。
・先行車発進告知機能
先行車が4m以上進んでも発進しなかった場合、ブザーとディスプレイで知らせてくれる機能です。
トヨタセーフティセンスは、「新世代のトヨタセーフティセンス」と、「トヨタセーフティセンスP」「トヨタセーフティセンスC」の3種類がありますが、今では名称は「トヨタセーフティセンス」に統一されています。
新型ハイランダーには、もちろん、最も新しい「新世代のトヨタセーフティセンス」が搭載されます。
トヨタセーフティセンスについては、こちらのページでより詳しく説明しています。
cartakeshi.hatenablog.com
インテリジェントクリアランスソナー
インテリジェントクリアランスソナーは、踏み間違い時サポートブレーキとも呼ばれているものです。
バンパー部分に搭載されたソナーセンサーで障害物を検知して、障害物があるにもかかわらずアクセルを強く踏み込んだ時にエンジンの出力を抑制します。
最近は、アクセルとブレーキを踏み間違えてコンビニに突っ込むような事故が増えていますが、これが搭載されていればそういった事故を防ぐことができます。
リヤクロストラフィックオートブレーキ
リヤクロストラフィックオートブレーキは、駐車場からバックで出る時に、左右から接近してくる車を検知して警報、ブレーキをかけてくれる機能です。
駐車場からバックで出る時って、左右が見づらいですよね。そんな時にとても役に立つ機能です。
ドライブスタートコントロール
シフトの操作を誤った時に、アクセルを踏み込んだままの状態だった場合、エンジン出力を抑制してくれる機能です。
ブラインドスポットモニター
死角になりやすい、自車の後側方に車がいる時に、サイドミラーの隅のサインを点灯して知らせてくれる機能です。
サインが点灯しているにもかかわらずウインカーを出すと、サインが点滅して注意を喚起します。
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新型ハイランダーの走行性能
新型ハイランダーには、新型RAV4と同じく「ダイナミックトルクベクタリングAWD」「マルチテレインセレクト」「ドライブモードセレクト」「ダウンヒルアシストコントロール」といった機能が搭載されています。
ダイナミックトルクベクタリングAWD
ダイナミックトルクベクタリングAWDとは、前輪、後輪へのトルクの配分だけでなく、後輪のトルクを左右で独立して配分・制御することができる「トルクベクタリング機構」と
四輪駆動が不要な時は後輪への動力伝達を切断することができる「ディスコネクト機能」をあわせもった機能です。
トルクベクタリング機構により旋回時の車両安定性が高まり、ディスコネクト機能により燃費性能が高まります。
マルチテレインセレクト
マルチテレインセレクトとは、路面状況に応じて「MUD&SAND」「NORMAL」「ROCK&DIRT」の3モードを切り替えて、駆動力やブレーキを最適に制御することによって、走破性を向上することができる機能です。
「MUD&SAND」モードは、滑りやすい路面(泥、砂など)で使用します。雪のある路面には別にSNOWモードがあります。
「ROCK&DIRT」モードは、荒れた路面(モーグル路、岩石路など)で使用します。
ドライブモードセレクト
ドライブモードセレクトとは、「ECOモード」「NORMALモード」「SPORTモード」の3つから選択することができるものです。
これは、RAV4以外の車にも多く採用されていますね。
ECOモードはアクセルレスポンスが鈍くなり、燃費重視のモード
SPORTモードはアクセルレスポンスが鋭くなり、加速重視のモードです。
ダウンヒルアシストコントロール
下り坂を走行中、スイッチを入れると速度を一定の低車速にキープすることができる機能です。
これにより、荒れた道でも安定して下ることができます。
新型ハイランダーの価格
新型ハイランダーの価格はまだ発表されていませんが、33,000ドル程度~(日本円換算360万円程度)になるとみられています。
ちなみに先代モデルは、米国では31,530ドル~でした。
日本で乗るためには輸入するしかありません。
逆輸入車を取り扱っている販売店では、おおよそ50万円くらい高くなるので、400万円~といったところでしょうか。
実際のところ、逆輸入車を取り扱っているお店では、中級グレード以上を中心に販売している店が多いので、500万円~くらいで考えておく必要があるかと思います。
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