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2020年6月18日更新
高級SUVとして確固たる地位を確立している、トヨタ・ハリアー。
6月17日に、新型ハリアーが発売されました。
今回は、新型ハリアーのフルモデルチェンジに関する最新情報を紹介します。
新型ハリアーに関する情報を1ページでまとめて読めるようになっています。
- 新型ハリアーの発売日は、6月17日
- 新型ハリアーのデザイン
- 新型ハリアーのボディカラーは、全部で7色
- 新型ハリアーのサイズは大型化。全幅1,850mm超え
- パワートレインは、2.0Lガソリンと、2.5Lハイブリッド
- 新型ハリアーは、5グレード展開になる
- 予防安全装備、運転支援機能が大幅に充実する
- 新型ハリアーの価格は、ガソリン車はアップ、ハイブリッド車はダウン
- 車の買い替えを検討中の方へ
新型ハリアーの発売日は、6月17日
新型ハリアーの発売日は、2020年6月17日です。
4月8日にワールドプレミアされて、メーカーからも詳細な情報が発表されます。
ニューヨークモーターショーでワールドプレミアされるはずだった
新型ハリアーはニューヨークモーターショーでワールドプレミアされるはずでした。
しかし、新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、8月に延期されることになりました。
突然の発表だったので、ハリアーのワールドプレミアがどうなるのかは、まだ分かりません。
ワールドプレミア自体が延期されるのか、どこかの会場で人を集めずにネット配信だけするのか、はたまたホームページ上での公開だけになるのか調査中です。
ネット上でワールドプレミア
ハリアーほどの人気車種であれば、通常、モーターショーや発表会で大々的に発表されるものですが、今回は、ネット上で発表されることになりました。
昨今の情勢を考えると、仕方がないですね。
各ディーラーで、商談予約の受付がはじまっています。
メーカーへ発注することができるのは5月~になるようですが、発注の順番は、各ディーラーで商談をして成約した順になるところが多いでしょうから、商談予約も早めにしておくに越したことはありません。
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新型ハリアーのデザイン
エクステリア
フロントグリルのエンブレムが、ハリアーの鷹ではなく、トヨタマークになっています。
トヨタ全系列で販売されることになったのが関係しているのかもしれませんが、「ネッツ」のマークがついていたわけでもないので、鷹のエンブレムのままでもよかったんじゃないか?と個人的には思います。
ちなみに、鷹のマークはこんなところにいます。
二重のデイタイムランプ(ヘッドライトの下のLEDのライン)は、遠くから見てもひと目でハリアーだと分かるように、特徴的なデザインにしたということです。
サイドシルエットを見ると、先代モデルよりも少し屋根が落ちていることが分かるかと思います。
クーペ風というほどでもないかと思いますが、プレスリリースでは、「クーペキャビン」と表現されています。
新型ハリアーのエクステアリアデザインでもっとも特徴的なのは、リヤの左右につながっているテールランプでしょう。
リヤガラス上の細長いハイマウントストップランプと合わせて、後ろから見てもひと目でハリアーだと分かりそうですね。
全体的には、先代ハリアーのイメージは受け継がれていますね。
インテリア
出典https://global.toyota
インテリアは、太くてしっかりとしたセンターコンソールが特徴的です。
馬の鞍をイメージしたということです。
オプションにはなりますが、調光パノラマルーフが採用されます。
これは、ガラスの透過率を調節することができる、画期的なものです。
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新型ハリアーのボディカラーは、全部で7色
新型ハリアーのカラーは、全部で7色。ツートンカラーはありません。
・プレシャスブラックパール
・ホワイトパールクリスタルシャイン
・ブラック
・スティールブロンドメタリック
・ダークブルーマイカ
・スレートグレーメタリック
・センシュアルレッドマイカ
新型ハリアーのサイズは大型化。全幅1,850mm超え
新型ハリアーのサイズは、全長4,740mm✕全幅1,855mm✕全高1,660mmと、現行モデルよりも大型化されるとみられています。
先代ハリアーのサイズは全長4,725mm✕全幅1,825mm✕全高1,690mmでしたから、全長と全幅が少し大きくなっています。
取り回し的にはそれほど違いを感じるほど大型化されるわけではありませんが、全幅が1,850mmを超えてくることで、入庫できない駐車場もでてきてしまうかと思います。
新型ハリアーは、アメリカでも販売される
冒頭でもお伝えしたとおり、現行ハリアーは日本国内専用車だったのですが、新型ハリアーはアメリカでも販売されます。
新型ハリアーが大型化するのには、こういった事情もあるようです。
ただ、これでも新型ハリアーの日本仕様のボディサイズはコンパクトに手直しされているらしく、海外仕様では全幅が1,900mmにもなるということです。
カローラスポーツや、ヤリスと同じような手法ですね。
比較的大きな車に対応する駐車場でも、全幅1,850mmまでというところもあるので、あと5mmなんとかしてもらえれば、と思うところではあります。
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パワートレインは、2.0Lガソリンと、2.5Lハイブリッド
新型ハリアーのパワートレインは、2.0Lガソリンエンジンと、2.5Lハイブリッドの2種類となり、2.0Lターボエンジンが廃止されます。
どちらもダイナミックフォースエンジンで、基本的にRAV4と同じものです。
現行ハリアーのハイブリッド車は4WD(e-four)のみでしたが、新型ハリアーではハイブリッドにもFFが設定されます。(RAV4にも設定されていますよね。)
【2.0Lガソリン】
最高出力・・・171ps/6600rpm
最大トルク・・・21.1kgf・m/4800rpm
【2.5Lハイブリッド】
エンジン最高出力・・・178ps/5700rpm
エンジン最大トルク・・・22.5kgf・m/3600-5200rpm
フロントモーター最高出力・・・120ps
フロントモーター最大トルク・・・20.6kgf・m
リヤモーター最高出力・・・54ps
リヤモーター最大トルク・・・12.3kgf・m
システム出力・・・218ps(FF)、222ps(4WD)
新型ハリアーは、5グレード展開になる
新型ハリアーは、「S」「G」「Gレザーパッケージ」「Z」「Zレザーパッケージ」の5グレード展開となります。
<Sグレードの装備>
・225/65R 17インチタイヤ
・ブラック塗装ルーフスポイラー
・トヨタセーフティセンス
・本革巻ステアリング、シフトノブ
・ファブリックシート
・4.2インチマルチインフォメーションディスプレイ
・8インチディスプレイオーディオ
<Gグレードの装備>
・225/60R 18インチタイヤ
・プロジェクター式LEDヘッドライト
・LEDフォグライト
・バンパーメッキモール
・メッキドアハンドル
・メッキ加飾入り本革巻ステアリングホイール
・ファブリック+合成皮革シート
・電子インナーミラー
・7インチマルチインフォメーションディスプレイ
<Zグレードの装備>
・225/55R 19インチタイヤ
・ボディ同色ルーフスポイラー
・ヘッドアップディスプレイ
・12.3インチカーナビゲーション
・調光式ムーンルーフ(オプション)
<GとZのレザーパッケージの装備>
・本革シート
・運転席オートスライドアウェイ
・ステアリングヒーター
・シートヒーター
・シートベンチレーション
新型ハリアーのグレード構成は、エレガンス、プレミアム、プログレスに加え、プレミアムとプログレスにはメタルアンドレザーパッケージが設定されている、現行ハリアーと似ているので、現行ハリアーとの主要装備の違いを比較する記事も書いてみました。
ルームミラーに録画機能がつく
新型ハリアーのルームミラーには、録画機能がつきます。
最近の車は、電子ミラーや、予防安全、運転支援機能のためにカメラがついている車が多いですよね。
時期を同じくして、最近はあおり運転などでドライブレコーダーの必要性が叫ばれています。
そんな中で、車にカメラがついているのなら、最初からドラレコをつけてくれたらいいのに。という声も多く聞こえてきます。
そんな時代の声に答えたということでしょう。
もし、今後、純正のドライブレコーダーが普及したら、現在盛り上がっているの後付けドライブレコーダー市場は縮小していくかもしれませんね。
スマホやディスプレイオーディオの普及でカーナビ業界が大きな打撃を受けているように・・・。
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予防安全装備、運転支援機能が大幅に充実する
新型ハリアーは、現行ハリアーよりも予防安全装備、運転支援機能が大幅に充実します。
トヨタセーフティセンス
・プリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)
前方の車両や歩行者、自転車を検出し、衝突の可能性を知らせる、また自動でブレーキをかけてくれる機能です。
車両や歩行者に対しては昼夜、自転車に対しては昼のみ作動します。
車両に対しては10km/h~180km/hで作動し、速度差が50km/h以内であれば衝突回避をすることができます。
歩行者や自転車に対しては10km/h~80km/hで作動し、速度差が40km/h以内であれば衝突回避をすることができます。
最新のプリクラッシュセーフティは、右折時の対向車や、右左折後の横断歩行者も検知することができます。
・レーントレーシングアシスト
カメラで白線、黄線を認識し、車線中央を走行するために必要なステアリングの一部を支援してくれる機能。
車線を認識できない時も、先行車両に追従する支援をしてくれます。
また、車線から逸脱しそうになった時は、警報による警告や、ステアリング操作の一部を支援してくれます。
車両のふらつきを検知したときは、休憩を促す注意喚起を行います。
・レーダークルーズコントロール
ミリ波レーダーと単眼カメラで先行車を認識し、車速に応じた車間距離を保ちながら追従走行を支援してくれる機能です。
要は、アクセル、ブレーキの操作を自動で行ってくれる機能です。
高速道路でのロングドライブがかなり楽になります。
新型トヨタセーフティセンスでは、全車速に対応しており、渋滞での停止から再発進にも対応しています。
・自動ハイビーム
自動ハイビームには、「アダプティブハイビームシステム」と「オートマチックハイビーム」の2種類があります。
アダプティブハイビームシステムは、LEDを個別に制御して、先行車や対向車の光の当たる部分だけを遮光するという高度なシステムです。
それに対し、オートマチックハイビームは、先行車や対向車を検知して、自動でハイビームとロービームを切り替えるというシステムです。
アダプティブハイビームシステムは15km/h以上で作動し、オートマチックハイビームは30km/h以上で作動します。
・ロードサインアシスト
ロードサインアシストは、前方のカメラで道路標識を認識し、マルチインフォメーションディスプレイに表示してくれる機能です。
対応している標識は、最高速度、はみ出し通行禁止、車両進入禁止、一時停止です。
最高速度の標識などは、一度見逃すと「何キロだったっけ?」となるので、ありがたい機能ですね。
・先行車発進アラーム
先行車が4m以上進んでも自車が発進しない時、ブザーとマルチインフォメーションディスプレイで知らせてくれる機能です。
トヨタセーフティセンスには3種類あり、新型ハリアーに搭載されるのは、「新型(次世代型)トヨタセーフティセンス」です。
現行ハリアーに搭載されているのは、「トヨタセーフティセンスP」です。(表記上はPが削除されています)
トヨタセーフティセンスの機能、性能の違いは、こちらの記事で紹介しています。
その他の機能
・インテリジェントクリアランスソナー
インテリジェントクリアランスソナーは、踏み間違い時サポートブレーキとも呼ばれているものです。
バンパー部分に搭載されたソナーセンサーで障害物を検知して、障害物があるにもかかわらずアクセルを強く踏み込んだ時にエンジンの出力を抑制します。
最近は、アクセルとブレーキを踏み間違えてコンビニに突っ込むような事故が増えていますが、これが搭載されていればそういった事故を防ぐことができます。
・リヤクロストラフィックオートブレーキ
リヤクロストラフィックオートブレーキは、駐車場からバックで出る時に、左右から接近してくる車を検知して警報、ブレーキをかけてくれる機能です。
駐車場からバックで出る時って、左右が見づらいですよね。そんな時にとても役に立つ機能です。
・ドライブスタートコントロール
シフトの操作を誤った時に、アクセルを踏み込んだままの状態だった場合、エンジン出力を抑制してくれる機能です。
・ブラインドスポットモニター
死角になりやすい、自車の後側方に車がいる時に、サイドミラーの隅のサインを点灯して知らせてくれる機能です。
サインが点灯しているにもかかわらずウインカーを出すと、サインが点滅して注意を喚起します。
これは、しっかりと目視で確認をすれば必ずしも必要な機能だとは思いませんが、あったら便利な機能です。
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新型ハリアーの価格は、ガソリン車はアップ、ハイブリッド車はダウン
新型ハリアーの価格は、ガソリン車は高くなり、ハイブリッド車は、FFが設定されることで安くなっています。
【2.0Lガソリン車】
S・・・299万円
G・・・341万円
Gレザーパッケージ・・・371万円
Z・・・393万円
Zレザーパッケージ・・・423万円
(4WDは20万円高)
【2.5Lハイブリッド車】
S・・・358万円
G・・・400万円
Gレザーパッケージ・・・430万円
Z・・・452万円
Zレザーパッケージ・・・482万円
(4WDは22万円高)
車の買い替えを検討中の方へ
クルマを売る前に、自分の車がいくらで売れるのかを知っておきましょう。
下取り価格よりも数十万円高い値段が提示された。という例も珍しくありません。
高く売れた分グレードを上げたり、オプションをつけたりすることができます。
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