スポンサーリンク
2020年12月16日更新
トヨタから、C-HRとRAV4の間のSUV、カローラクロスがワールドプレミアされました。
今回は、新型カローラクロスの、発売日、デザイン、パワートレイン、価格などについて紹介します。
新型カローラクロスに関する情報を1ページでまとめて読めるようになっています。
- 新型カローラクロスの発売日は、2020年秋
- 新型カローラクロスのデザインは、ミニRAV4
- カローラクロスのカラーは、全7色
- 新型カローラクロスのサイズは、C-HRとRAV4の中間
- 新型カローラクロスのパワートレインは、カローラと同じ
- カローラクロスのスペック表
- 新型カローラクロスの燃費は、カローラツーリングとほぼ同じ
- 新型カローラクロスの先進機能は、カローラより充実
- 新型カローラクロスの価格は、カローラツーリング+20万円程度か
- C-HRが消滅する?
- 車の買い替えを検討中の方へ
新型カローラクロスの発売日は、2020年秋
新型カローラクロスの日本発売日は、2021年秋以降になるという情報が有力です。
タイでは、7月9日に発表と同時に発売されています。
今後順次世界で展開していく。ということですが、日本では、RAV4やライズから少し期間を空ける。ということなのでしょう。
新型カローラクロスのデザインは、ミニRAV4
新型カローラクロスのデザインは、カローラとRAV4を足して二で割ったようなデザインになっています。
新型カローラクロスのデザイン
サイドから見ると、カローラのクロスオーバーというよりも、ミニRAV4といえるデザインです。
RAV4よりは角が取れたデザインで、ゴツゴツ感は抑えられています。
ブレーキランプの光り方なんかも、RAV4そっくりです。
エクステリアはカローラの面影はありませんが、インテリアはカローラと基本的に同じです。
ダッシュボード中央からシフトレバーの部分にかけて、シルバーのラインが2本立っていて、センターコンソールの力強さが演出されています。
基本的にはカローラと同じインテリアですが、ブラウンのレザー調の雰囲気が、カローラよりも上質に感じます。
カローラクロスのカラーは、全7色
先に発売されたタイでは、カラーはモノトーンのみ、7色が設定されています。
・セレスタイトグレーメタリック
・プラチナホワイトパール
・アティチュードブラックマイカ
・メタルストリームメタリック
・レッドマイカメタリック
・ネビュラブルー
・グラファイトメタリック
スポンサーリンク
新型カローラクロスのサイズは、C-HRとRAV4の中間
新型カローラクロスのサイズは、C-HRとRAV4の中間、全長4,460mm✕全幅1,825mm✕全高1,620mmです。
【C-HRのサイズ】
全長4,360mm✕全幅1,795mm✕全高1,550mm
【RAV4のサイズ】
全長4,600mm✕全幅1,855mm✕全高1,685mm
ちょうど、C-HRとRAV4の間のサイズですね。
トヨタは急速にSUVのラインナップを拡充しており、今年の秋には、ヤリスクロスも発売されます。
トヨタのSUVラインナップは、ライズ→ヤリスクロス→C-HR→カローラクロス→RAV4という感じになります。
市場を独占する勢いですね。
ホイールベースは2,640mmで、カローラと同じです。
最小回転半径は5.2mです。
カローラの最小回転半径は5.0m~5.3mですから、おおむね同程度です。
新型カローラクロスのパワートレインは、カローラと同じ
新型カローラクロスのパワートレインは、カローラツーリングなどと同じ、「1.8Lガソリンエンジン」と「1.8Lハイブリッド」の2種類が設定されています。
【1.8Lガソリンエンジン】
最高出力・・・140ps/6200rpm
最大トルク・・・18.05kgf・m/4000rpm
【1.8Lハイブリッド】
エンジン最高出力・・・98ps/5200rpm
エンジン最大トルク・・・14.5kgf・m/3600rpm
モーター最高出力・・・72ps
モーター最大トルク・・・16.6kgf・m
1.2Lターボエンジンは、搭載されないようです。
カローラクロスのスペック表
新型カローラクロスのスペック表は、以下のとおりです。
ハイブリッド仕様 | ガソリン仕様 | |||
---|---|---|---|---|
全長/全幅/全高 | (mm) | 4,460/1,825/1,620 | ||
ホイールベース | (mm) | 2,640 | ||
車両重量 | (kg) | 1,385 | 1,325 | |
最小回転半径 | (m) | 5.2 | ||
乗車定員 | (名) | 5 | ||
駆動方式 | FF | |||
エンジン型式 | 2ZR-FXE リダクション機構付のTHSⅡ |
2ZR-FBE | ||
排気量 | (cc) | 1,798 | 1,798 | |
最高出力 | (kW[PS]/rpm) | 72[98]/5,200 | 103[140]/6,000 | |
最大トルク | (N・m[kgf・m]/rpm) | 142[14.5]/3,600 | 177[18.05]/4,000 | |
モーター型式 | 1NM | - | ||
最高出力 | (kW[PS]) | 53[72] | - | |
最大トルク | (N・m[kgf・m]) | 163[16.6] | - | |
システム最高出力 | (kW[PS]) | 90[122] | - | |
トランスミッション | 電気式無段変速機 | Super CVT-i | ||
サスペンション | (Fr/Rr) | マクファーソン・ストラット/トーションビーム | ||
ブレーキ | (Fr/Rr) | ベンチレーテッドディスク/ディスク | ||
タイヤサイズ | 215/60 R17/225/50 R18 |
スポンサーリンク
新型カローラクロスの燃費は、カローラツーリングとほぼ同じ
新型カローラクロスの燃費は、カローラツーリングとほぼ同じくらい、1km/L程度低いくらいになるといわれています。
普通に考えれば、カローラクロスの方がもっと悪くなりそうなものですが、車両重量を見てみると、
今回発表されたカローラクロスの重量は、ガソリン車が1,325kg、ハイブリッド車が1,385kgです。
おそらくこの数値は、最上級グレードのものです。
カローラツーリング、最上級グレードの重量は、ガソリン車が1,330kg、ハイブリッド車が1,390kgで、ほぼ同じです。
ですから、燃費の差が出るのは、タイヤや空気抵抗の部分のみになってきます。
【カローラクロス予想燃費】
ガソリン車・・・13.5km/L
ハイブリッド車・・・24.5km/L
トヨタは、カローラクロスの燃費について、「ボディの軽量化により、ガソリンモデルにおいても低燃費を実現」とプレスリリース内で発表しています。
新型カローラクロスの先進機能は、カローラより充実
新型カローラクロスの先進機能は、既存のカローラよりも充実するといわれています。
というのも、現行カローラ発売後に、新型ヤリスなどから、自動ブレーキが右左折後の横断者にも対応したり、「アドバンストパーク」が採用されたりしています。
新型カローラクロスに搭載が予想されている機能は、以下のとおりです。
・プリクラッシュセーフティ(自動ブレーキ)
前方の車両や歩行者、自転車を検出し、衝突の可能性を知らせる、また自動でブレーキをかけてくれる機能です。
車両や歩行者に対しては昼夜、自転車に対しては昼のみ作動します。
車両に対しては10km/h~180km/hで作動し、速度差が50km/h以内であれば衝突回避をすることができます。
歩行者や自転車に対しては10km/h~80km/hで作動し、速度差が40km/h以内であれば衝突回避をすることができます。
右折時の直進車や、右左折後の横断歩行者も検知できるように進化しています。
・レーントレーシングアシスト
カメラで白線、黄線を認識し、車線中央を走行するために必要なステアリングの一部を支援してくれる機能。
車線を認識できない時も、先行車両に追従する支援をしてくれます。
また、車線から逸脱しそうになった時は、警報による警告や、ステアリング操作の一部を支援してくれます。
車両のふらつきを検知したときは、休憩を促す注意喚起を行います。
・レーダークルーズコントロール
ミリ波レーダーと単眼カメラで先行車を認識し、車速に応じた車間距離を保ちながら追従走行を支援してくれる機能です。
要は、アクセル、ブレーキの操作を自動で行ってくれる機能です。
高速道路でのロングドライブがかなり楽になります。
新型トヨタセーフティセンスでは、全車速に対応しており、渋滞での停止から再発進にも対応しています。
・オートマチックハイビーム
先行車や対向車を検知して、自動でハイビームとロービームを切り替える機能です。
オートマチックハイビームは30km/h以上で作動します。
・ロードサインアシスト
ロードサインアシストは、前方のカメラで道路標識を認識し、マルチインフォメーションディスプレイに表示してくれる機能です。
対応している標識は、最高速度、はみ出し通行禁止、車両進入禁止、一時停止です。
最高速度の標識などは、一度見逃すと「何キロだったっけ?」となるので、ありがたい機能ですね。
・先行車発進アラーム
先行車が4m以上進んでも自車が発進しない時、ブザーとマルチインフォメーションディスプレイで知らせてくれる機能です。
・インテリジェントクリアランスソナー
インテリジェントクリアランスソナーは、踏み間違い時サポートブレーキとも呼ばれているものです。
バンパー部分に搭載されたソナーセンサーで障害物を検知して、障害物があるにもかかわらずアクセルを強く踏み込んだ時にエンジンの出力を抑制します。
最近は、アクセルとブレーキを踏み間違えてコンビニに突っ込むような事故が増えていますが、これが搭載されていればそういった事故を防ぐことができます。
・リヤクロストラフィックオートブレーキ
リヤクロストラフィックオートブレーキは、駐車場からバックで出る時に、左右から接近してくる車を検知して警報、ブレーキをかけてくれる機能です。
駐車場からバックで出る時って、左右が見づらいですよね。そんな時にとても役に立つ機能です。
・ブラインドスポットモニター
死角になりやすい、自車の後側方に車がいる時に、サイドミラーの隅のサインを点灯して知らせてくれる機能です。
サインが点灯しているにもかかわらずウインカーを出すと、サインが点滅して注意を喚起します。
これは、しっかりと目視で確認をすれば必ずしも必要な機能だとは思いませんが、あったら便利な機能です。
・アドバンストパーク
カメラとソナーにより、ステアリング・アクセル・ブレーキ操作を制御し、駐車を支援してくれる機能です。
ドライバーはシフト操作のみで良いという、高度な駐車支援機能です。
新型カローラクロスの価格は、カローラツーリング+20万円程度か
新型カローラクロスの価格は、カローラツーリングよりも20万円ほど高くなるといわれています。
カローラツーリングの価格に単純に20万を足すと、
ガソリン車・・・221万円
ハイブリッド車・・・268万円
ということになります。あくまでも目安です。
C-HRが消滅する?
C-HRは、将来的にカローラクロスに統合されるのではないか?という情報が出てきています。
ライズやRAV4など、スクエアなSUVが増えてきているので、クーペ風のSUVとして残っても良いような気もしますが。
今すぐにC-HRが販売終了となるという話はありませんが、フルモデルチェンジの情報もまだないので、いずれC-HRは消滅する可能性はあります。
車の買い替えを検討中の方へ
クルマを売る前に、自分の車がいくらで売れるのかを知っておきましょう。
下取り価格よりも数十万円高い値段が提示された。という例も珍しくありません。
高く売れた分グレードを上げたり、オプションをつけたりすることができます。
スポンサーリンク